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お肌のトラブル

赤ちゃんやお子様のお肌は、大人に比べて非常にデリケートです。そのため、日常の些細な刺激や環境の変化によって、さまざまなトラブルが起こることがあります。当院では、適切な診断と治療を行い、一人ひとりに最適な治療とケアを提供しています。

よくあるお肌のトラブルとその原因

1. かぶれ(接触皮膚炎)

おむつや衣類の素材、洗剤、保湿クリームなどの外部刺激が原因となり、赤くただれたり、かゆみが生じることがあります。特におむつかぶれは乳幼児に多く見られるトラブルです。当院では、刺激を最小限に抑えたスキンケア方法をご提案します。

2. 湿疹(乳児湿疹・小児湿疹)

赤ちゃんの顔や頭にできる乳児湿疹や、成長に伴って現れる小児湿疹は、日常生活でよく見られるトラブルです。原因は乾燥や皮脂の過剰分泌など多岐にわたります。適切なスキンケアや薬用クリームの処方で症状を改善するお手伝いをいたします。

3. アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は慢性的な炎症を伴う皮膚疾患で、かゆみや乾燥が強く、繰り返し症状が出るのが特徴です。アトピーは遺伝的な要因だけでなく、環境や食生活の影響も受けやすいため、総合的なアプローチが必要です。当院では、皮膚を保湿する基本的なケアから、症状に応じた治療法(ステロイド外用薬、非ステロイド外用薬など)まで幅広く対応しています。

4. その他の皮膚トラブル

湿疹やかぶれ以外にも、虫刺され、あせも、水いぼ、じんましんなど、さまざまな皮膚トラブルに対応しています。

当院の診療内容と特徴

1. 診断と治療

赤ちゃんやお子様のお肌を丁寧に診察し、症状や生活環境に応じた最適な治療方法をご提案します。

2. 安心のスキンケア指導

家庭で実践できるスキンケア方法や、赤ちゃんに優しい保湿剤・石けんの選び方など、具体的なアドバイスを行います。お肌を健やかに保つための日々のお手入れもサポートいたします。

スキンケアについて

保湿剤について

3. アレルギー検査の実施(中学生以上)

アトピー性皮膚炎や湿疹の原因として、食物アレルギーや環境要因が関わっている場合があります。当院では必要に応じてアレルギー検査を行い、原因を特定することで、より効果的な治療を目指します。

4. 個別対応の安心感

お子様一人ひとりのお肌の状態や年齢、生活スタイルに合わせた診療を心掛けています。保護者の方が不安を感じることなく治療を受けられるよう、わかりやすい説明を徹底しています。

症状が気になるときは、お早めにご相談ください

赤ちゃんやお子様のお肌トラブルは、悪化する前に早めの対応が大切です。「これくらい大丈夫かな?」と思わず、少しでも気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。お子様のお肌の健康を第一に考え、保護者の方の不安を和らげる診療を心がけています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 赤ちゃんのおむつかぶれがひどくなってしまいました。自宅でのケア方法はありますか?

A. おむつかぶれがひどい場合は、まず患部を清潔に保つことが大切です。

  • おむつ交換の際には、ぬるま湯でやさしく洗い流すか、赤ちゃん専用のウェットティッシュを使用してください。
  • おむつを外した状態で肌を乾燥させる時間をとると、回復を早める効果があります。
  • また、保湿効果のあるおむつかぶれ用のクリームや軟膏を使用することもおすすめです。
    ただし、症状が改善しない場合や悪化している場合は、速やかにご来院ください。必要に応じて医師が適切な治療薬を処方いたします。

Q2. 湿疹が顔や頭に出てきました。これはアレルギーが原因なのでしょうか?

A. 赤ちゃんの顔や頭に現れる湿疹(乳児湿疹)は、アレルギーだけが原因とは限りません。
乳児湿疹は、赤ちゃんの皮脂分泌が活発な時期に起こるもので、皮膚の汚れや乾燥、汗などが原因となることが一般的です。湿疹の範囲や症状によっては、アレルギーの可能性も考えられるため、アレルギー検査を検討してもよいかもしれません。当院で詳しく診察し、適切なケアをご提案いたします。

Q3. アトピー性皮膚炎と診断された場合、どのような治療を行いますか?

A. アトピー性皮膚炎の治療では、症状の軽減と再発予防を目指したアプローチを行います。

  • 保湿ケア: 皮膚の乾燥を防ぐため、赤ちゃんにも安心な保湿剤を使用します。
  • 薬物療法: 症状が強い場合は、ステロイド外用薬や非ステロイド外用薬を処方します。炎症やかゆみを抑えることが目的です。
  • 生活指導: お肌に刺激を与えない衣類や寝具の選び方、室内の湿度調整など、環境の改善についてもアドバイスいたします。

長期的なケアが必要な場合も、保護者の方の不安を取り除けるよう、定期的に状態をチェックしながらサポートしていきます。

Q4. 子どもが汗をかきやすく、あせもが頻繁にできます。予防方法はありますか?

A. あせもを予防するためには、以下のポイントを心掛けましょう。

  1. 汗をこまめに拭く: 汗をかいたら、すぐにぬるま湯や清潔なタオルでやさしく拭き取ってください。
  2. 通気性の良い衣類を選ぶ: 吸湿性の高い綿素材の服を着せ、体温がこもらないようにしましょう。
  3. 室内環境を快適に保つ: エアコンや扇風機を使って部屋を涼しく保ち、湿度をコントロールすることも大切です。

それでもあせもがひどくなる場合は、一度受診してください。当院で適切な治療をご提案いたします。

Q5. 赤ちゃんや子どもにスキンケア製品を使用するとき、気を付けるべきことは何ですか?

A. 赤ちゃんや子どものお肌は非常に敏感なので、スキンケア製品を選ぶ際には以下に注意してください。

  • 成分がシンプルなものを選ぶ: 香料や着色料、防腐剤が含まれていない低刺激性のものがおすすめです。
  • パッチテストを行う: 初めて使用する製品は、腕の内側など目立たない部分に少量塗り、赤みやかゆみが出ないか確認しましょう。
  • 保湿を習慣にする: 入浴後に、適度な保湿を心掛けることでトラブルを予防できます。特に、乾燥する季節は保湿を心がけましょう。

当院では、赤ちゃんにも安心して使用できる保湿剤やスキンケア製品についてのアドバイスも行っていますので、ぜひご相談ください。

Q6. 診察時に持参した方が良いものはありますか?

A. お子さまの診察時には、以下のものをお持ちいただくとスムーズです。

  • 健康保険証・子ども医療証
  • おむつかぶれや湿疹の状態を記録した写真(症状が一時的に改善している場合に役立ちます)
  • 現在使用しているスキンケア製品や薬(原因の特定やアドバイスに役立ちます)
  • アレルギーが疑われる場合は、食事の記録や生活習慣のメモ

診察に必要なものや気になる点があれば、お気軽にお問い合わせください。

Q7. 子どもの肌トラブルが再発しないようにするためのポイントはありますか?

A. 再発防止のためには、以下の点に注意してください。

  • 日々のスキンケアを怠らず、保湿を十分に行うこと。
  • お肌に刺激を与える衣類や洗剤を避けること。
  • 季節ごとの適切な環境管理(乾燥対策や汗対策)をすること。
  • 定期的に医師に相談し、必要に応じて薬を使用すること。

お子さまの肌質や生活環境に応じた具体的なアドバイスを行いますので、安心してご相談ください。

 

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