頭痛がする
頭痛は多くの方が経験する症状ですが、その原因や重症度はさまざまです。当クリニックでは、患者様一人ひとりの症状を詳しくお伺いし、適切な診断と治療を行います。特に、片頭痛、緊張型頭痛などの頻度の高い頭痛について、日常生活における注意点や治療を提案いたします。
頭痛の種類と原因
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緊張型頭痛:長時間のデスクワークやストレス、姿勢の悪さが原因となることが多く、締めつけられるような痛みが特徴です。
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片頭痛:頭の片側がズキズキと痛み、吐き気や光・音に敏感になることがあります。血管の拡張や神経の過敏性が関与しています。
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群発頭痛:目の奥に強い痛みを感じ、数週間にわたって同じ時間帯に発症することがあります。
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二次性頭痛:高血圧や脳血管障害、感染症などが原因となる頭痛で、突然の強い痛みや意識障害を伴う場合は早急な対応が必要です。
当院での診療内容
診断方法
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問診・診察:頭痛の種類、頻度、痛みの程度、生活習慣などを詳しく伺います。神経症状の有無を確認します。
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血圧測定・血液検査:必要時検査を行い、高血圧など疾患の有無を確認します。
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必要に応じた画像検査:重篤な疾患が疑われる場合は、専門医療機関への紹介やCT・MRI検査を提案します。
治療方法
患者様の頭痛の種類や原因に応じた適切な治療を行います。
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生活習慣の改善
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姿勢の見直し:長時間同じ姿勢を続けないようにし、こまめにストレッチを行いましょう。
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ストレス管理:リラックスできる時間を持ち、深呼吸や瞑想を取り入れることで、心身の緊張を和らげます。
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適度な運動:ウォーキングや軽いストレッチを日常に取り入れ、血流を促進します。
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十分な睡眠:規則正しい生活を心がけ、質の良い睡眠を確保することで頭痛を予防します。
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水分補給とバランスの取れた食事:脱水を防ぐためにこまめに水を飲み、ビタミンやミネラルを含む栄養バランスの取れた食事を摂ることが大切です。
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薬物療法:緊張型頭痛:鎮痛薬や筋弛緩薬など症状に合わせた治療を行います。
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漢方治療:体質に応じた漢方薬の処方も行っております。
受診の目安
以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。
- 頭痛が頻繁に起こる
- 痛みにより、日常生活に支障をきたす
- 突然、今までにない強い頭痛が発生した
- 発熱や吐き気を伴う
救急車を呼んだほうがよい場合
以下の症状がある場合は、すぐに救急車を呼んでください。
- 今までに経験したことのない、激しい頭痛が突然発生した
- 意識がもうろうとする、または失神する
- 手足の麻痺やしびれ、言葉がうまく話せない
- けいれんを伴う
- 高熱や首の硬直を伴う
FAQ(よくある質問)
Q1. どのような場合に病院を受診した方がよいですか?
A. 頭痛が頻繁に起こる場合、痛みにより日常生活に支障がある場合は、早めの受診をおすすめします。経験したことのない激しい痛みや、意識障害を伴う場合などは、救急車を呼んだり、救急外来を受診しましょう。
Q2. 予約なしでも受診できますか?
A. ご予約なしで受診可能です。ホームページ、LINE、電話にて事前予約もご利用いただけます。
Q3. 頭痛の治療にはどのような方法がありますか?
A. 生活習慣の改善、薬物療法、漢方治療など、患者様の状態に応じた治療を行います。
Q4. 頭痛の予防方法はありますか?
A. 姿勢の見直し、ストレス管理、適度な運動、十分な睡眠、バランスの取れた食事が予防に役立ちます。
Q5. MRIやCT検査は受けられますか?
A. 当院では、MRIやCT検査を実施しておりません。必要に応じて近隣の専門医療機関へご紹介しております。